阪急電鉄 新1000系電車 Ver1.0
Hankyu Railway New 1000 series
営業走行線区 神戸線 宝塚線
設計最高速度 130 km/h
営業最高速度 神戸線:115 km/h 宝塚線:100 km/h
          ※PIでは115 km/hに設定しています。
起動加速度 2.6 km/h/s
減速度 3.7 km/h/s(常用最大)
      4.2 km/h/s(非常)
      ※PIでは常用最大値を設定しています。
全長 19000 mm 全幅 2770 mm 全高 4095 mm
新1000系電車は9000系に代わる阪急電鉄の次世代通勤電車として、平成25年11月23日に神戸線、12月25日に宝塚線で営業運転を開始しました。

阪急電鉄では、阪神大震災による被害やバブル崩壊後の巨額の有利子負債の影響により、1997年から2002年頃迄、車両新造を控えていた為、車両の世代交代の面で他社に後れを取っており、2014年現在、製造後50年前後を経過した車両が多数存在しています。
こうした事情から、新1000系は旧形式車両の代替目的で相当数の新造を予定している為、量産に際して製造コスト、及び車両番号付与規定の見直しが行われました。
マルーン色の車体は元より、マホガニー木目模様の化粧板、オリーブグリーンのモケット張りの座席等、伝統を受け継ぐ一方で、静音性に優れた全閉自冷式永久磁石同期電動機(PMSM)の導入、32インチハーフサイズの大型LCD情報案内装置の採用等、最新技術も採り入れています。

9000系に引き続き、車両鋼体は日立製作所のA-Trainとして製造され、車体の随所に同技術の特徴をみる事が出来ます。